ホンダの新型オデッセイの値引きレポートをご紹介します。
新型オデッセイの購入者の値引きレポートから、駆け引きや値引き金額を見てみましょう。
2016年ハイブリッドモデルが登場した、新型オデッセイ。当初よりも1年半ほど待たされて、結局ガソリン車を購入された方、あるいはT社のミニバンに鞍替えしたユーザーも数知れません。こうした状況をしっかりと見ていた方の中には、ハイブリッドモデル投入後に、ガソリン車を手に入れた方も。
実際、2016年のHVデビュー以降の販売割合は、72%がハイブリッド、28パーセントがガソリン車。ですが、その割合は次第にガソリン車人気に移行しています。その実態をあちらこちらから拾って参ります。
引用:http://usautoblog.com/wp-content/uploads/2015/07/New-Honda-Odyssey-For-sale.jpg
ハイブリッドモデルで一気に「発火」状態のホンダセールス。やはり売れています。
それも、総額400万円オーバーの「アブソルート・ホンダセンシングEXパッケージ」の売れ行きが止まりません。
まずは、評価の声と値引き額をリポートします。
○内科医師(勤務医)、30代男性。
子供1人(1歳)のために、2台目として購入。
通勤時は輸入車を使用しています。
当初、嫁はオデッセイを知らず、テレビCMで見たヴェルファイアがいい、と主張していました。
が、トールボディだと、どうしてもカーブでロールしてしまいます。
そのたびに、子供がぐずったり、おむつ交換が安定姿勢でできないと困るので、しっかりしたつくりのオデッセイを選びました。
アブソルートEXパッケージは、400万円。
特にオプション要らなかったので、ここからの値引きは15万円。
下取り車はVWトゥーランです。
乗りやすさはオデッセイの方が上ですね。
帰省で往復700kmを深夜に走るのですが、ホンダセンシングは役に立っています。
ブレーキも踏み込み度合いでしっかりと効きが伝わる。
あとは何といってもまっすぐに走ってくれる安心感です。
○会社員、30代男性。妻と2人借家暮らし。
旅行が趣味なので、ミニバンを続けて購入。
セレナからの乗り換え。オデッセイは見た目、50万円ほど高い気がする。
400万円もするミニバンとは思えない。
フロントグリルでごっついアルファードよりも、幾分軟弱だと思う。
内装はシックでいい。
助手席側にもう少し収納スペースがあると良かったと思う。
インパネが直線なのに、車検証しか入らないグローブボックス。
長距離ドライブでは、疲労感がなくなった。
後輪のサスがマルチリンクであれば文句ないけど、ミニバンはあり得ない。
3列シートに座って妻に運転してもらったけど、熟睡。
こういうミニバンが欲しかった、とだんだん満足になっている。
値引き額は20万円、オプション5万円。3月だからかな?
Contents
ハイブリッドオデッセイ アブソルート・ホンダセンシング
EXパッケージは、値引きが渋い??
引用:http://www.extremetech.com/wp-content/uploads/2014/04/Tesla-Odyssey–640×353.jpg
●自営業、50代、5人家族。車にはそれほど興味がなく、クラウンアスリートに乗っていました。
親の代からトヨペットから買っていたので、アスリートを乗り継いでいただけです。
ただ、最近は高速道がずいぶん伸びて、富山や福井にまで行くようになりました。
オデッセイはアクが強くないし、インテリアが上品ですね。
本革シートも今までにないほどしっかりしています。
シートは、高級セダンの方が断然いいか、と思っていましたが、吸いつくような走りには、オデッセイのシートはベストでしょう。
とにかく疲れなくていい。
それにハイブリッドとはいっても、クラウンとはずいぶん違いますね。出足はクラウンが絶対いい、1,500回転くらいで100km/hに届いていますよ。
でも、このハイブリッドは低トルクから徐々に加速して、高速までの伸びが続くんですね。
ミニバンを運転しているっていう感覚を完全に忘れます(笑)。
値引きですか?10万円。
クラウン、すぐに売れたらしいけど。
●会社員、20代女性。一人暮らし。
ちょっとお金が貯まったんで、自分にご褒美。
家が狭いんで、車は広いのがいいなって思って。
営業マンに勧められるまま、買っちゃいました。
値引きは17万円。いろいろ聞いたら、10万円くらいが限度って聞いたので、まあいい方かな。
ハイブリッド アブソルート・ホンダセンシング
アドバンスパッケージは売れ筋。これから値引きは拡大か
引用:http://www.blogcdn.com/jp.autoblog.com/media/2013/01/honda-gear-1.jpg
お得感ありあり、と勧められるのがアドバンスパッケージ。
405万円の車両価格は安くはありませんが、インターナビの分は20万円値引してもらいましょう。
インターナビははっきり言って、評判はよくありませんから!
最初から付いているものを削るわけにいかないのですが、メーカーが一番台数を生産しているので、2016年9月までアドバンスパッケージをなんとか消化してしまいたいらしい。
夏過ぎは、ぐっと値引きの可能性が高まります。
アドバンス購入者の大多数は、セカンドシートのリビング化です。
ドライバーズシートから、そのままスルーできることから、悪天候でも室内でくつろげるのがポイント。
カーテンを取り付けたので、車の中で寝ることも苦になりません。
15万円程度の車両値引きは普通です。35万円という値引きを獲得した人もいるとか。
でも、まだまだミニバンでは街で見かけるのが少ないので、もっと売れてほしいですね。
●30代、男性。
値引きのポイントは、ヴォクシーがいい、と言い張る奥さんを無理やり連れて行ったことです。
友達の旦那がトヨタだから、買うのを頼まれてたんですが、値引き30、オプション10と言われ、即契約しました。2か月先が楽しみです。
値引きの本命はやはりガソリン車。
アブソルート・EX ホンダセンシングを買う
引用:http://i.ytimg.com/vi/jT4sbhWsSFQ/maxresdefault.jpg
●40代男性。3人家族、犬を乗せてのドライブが多く、3列目は完全に荷物置き場と化しています。
燃費は13km/Lくらい、ハイオクじゃないのがうれしいですね。よく走りますよ。
セカンドドアの乗り降りがしやすいのが本当に気に入っています。
350万円クラスだと、後席様のモニターが標準か、と思ったんですが…
内装はもうちょっと頑張ってほしかったなあ。
ヴェゼルは革張りのインパネでしょう?オレンジじゃなくていいから、あのくらい豪華だといいんだけど。
お金の掛け方がやっぱ、ホンダなんだよなあ。
値引きは35万円。300万円ジャストになればよかったんだけど。
アブソルートは、オプションで値引きを引き出せる
引用:http://blog-imgs-45.fc2.com/e/t/h/ethicallifehack/2299.jpg
一方、ガソリン車の平均値引きは30万円。
それも車両本体のみ、でです。なぜガソリンは安くできるのか?よく考えてみましょう。
2013年にデビューしたオデッセイは2.4L直噴DOHC i-VTEC。
従来は3Lに匹敵する出力を備えており、シリンダー内に直接ガソリンを噴射するエンジンの場合は、インタークーラーターボを備えるのが圧倒的でした。
それを、完全に排除して、CVTの動力にダイレクトに変換。
この技術が2013年には採用されていたにもかかわらず、オデッセイは市場での評価を受けることができませんでした。
それがフィットハイブリッドのシステムリコールの影響です。
トランスミッションをどうしても活用したい、それがあることで複雑な工程ではあるが、理想的なエンジン回転の立ち上がりと、加速の安定性、そして回生エネルギーを利用しての蓄電、とハイブリッドシステムへの傾注の弊害が、ガソリンエンジンの低評価に結び付きました。
全く持って、モータージャーナリストや知ったかぶりの経済学者には驚かされますが、ホンダはよいエンジンの開発を休まず続けているのです。
3年の月日、完成車が少しづつ増えている現在、ようやく大型値引きに踏み切っているのが、アブソルート。これは絶対に見逃せません。
値引きは最低でも25万円。
オプション関係はナビなどを付ければ20万、フロアマットやフットライトなどを付けて、5万円。
ここは抑えていきたいところでしょう。
値引き平均額は東高西低か?
引用:http://1.cdn.wallawallavalleyhonda.inspirelightning.com/wp-content/uploads/2015/10/2016-Honda-Odyssey.jpe
新車値引きは地域によって差が出ます。
海沿いで北風にさらされる地域は、どうしてもボディーの下回りのさびが出やすくなります。
また、冬に融雪剤を撒く習慣のある場所なら、同じようにサビの症状が出てしまいます。
豪雪地帯なら、どうしてもナンバープレートが曲がってしまうことがあり得ます。
つまり、中古車でも十分だ、というような地域では、新車値引きは低い。
スタッドレスタイヤ、スノーワイパーなど、頻繁に購入しなければならないものがどうしても増えていきます。
西日本では、4WDの需要は本来的にはありません。
低重心のオデッセイの場合、ガソリンタンクもほぼ車両中心に位置していますし、トランスミッションの位置も運転スペースにより近く、位置しています。収納ポイントが非常に少ない、狭い理由は、このためです。
値引きを考えた場合、2WDの方が高くなります。
車両価格が260万円、280万円、300万円、340万円でも、エンジンが同じならば値引き率は同じになります。
アブソルートで30万円値引きが発生すれば、EXも同じ、アドバンスも同じ程度値引き可能です。
東京以北と大阪以南では値引き額が違う、という話を聞くことがあります。
実際に名古屋に住んでいて、大阪のディーラーと東京のディーラーにネットで積もりを取ることも可能です。
例えば、東京モーターショーでこっそりと商談する社員がいます。
モーターショウは関東一円からディーラー社員が担当して、解説員になりますので、担当したお客さんがたまたま新潟から見えて、契約し、納車するケースがあるのです。
陸運事務所にディーラー担当者が登録手続きをするのは、どこでも構いません。
こういったケースではいきなり40万円値引きといったサービスを手に入れることもあります。
平均値引きはいくらか、それは地域ごとで違う。
ネット見積もりも体験しよう
引用:http://jraymiller.files.wordpress.com/2014/03/honda-odyssey-ad.jpg
ネットによる見積もりが最近浸透しています。
メーカーサイトでもカタログ請求にはネットで個人情報を入れるのが常識ですが、紙のカタログを受け取る、という行為は非常に「コスト」がかかる行為となり、各ディーラーではカタログ代金をメーカーに支払わなければなりません。
様々な専門サイトでは、郵便番号を入れることで、自宅近くのディーラーへ見積もり請求情報が伝わるようになっています。
ここでは値引き金額も入れられますので、購入者を装った、冷やかし組も結構いると思われるようですが、ネットでは基本的な値引きしかディーラーは出しません。
ですが、具体的なオプションを伝えることで、信ぴょう性も増してきます。
ぜひそのあたりをじっくりとネットから発進してはいかがでしょう。
担当者の名前が分かれば、商談もいい雰囲気になるでしょう。