ホンダの新型オデッセイの新車を値引きしてもらうには、どうすればよいでしょうか。

新型オデッセイを新車で購入する時の値引き方法を見てみましょう。

V6 3.5Lのゆとりのあるエンジンを搭載する、オデッセイ アメリカモデル。

2.0L i-VREC+i-MMD を動力とするジャパンモデル。

フロントフェイスもウィンドウモールも異なり、華やかにグローバル展開している ホンダ・オデッセイ。

この、スタイリッシュ・ミニバンを、価値ある価格で購入する方法をご紹介いたします。

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引用:http://honda-car-fan.com/wp/wp-content/uploads/2015/12/IMG_1403-1024×768.jpg

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オデッセイよ、お前もか!そんな外観には騙されないぞ!!

いきなりの怒りのフレーズ、ではありません。

日本のミニバンワールドの牽引車だった、ホンダ・オデッセイといえば「F1パイロット」鈴木亜久里氏のプライベートカーだったことでも有名でした。

日本人初の表彰台、鈴鹿GPでの3位は1990年。

彼がホンダに本格的に関わり始めたのはその15年後、2005年です。

ホンダからマシンを借り受けることになり、2年後、佐藤琢磨が2度の入賞。

オールジャパン体制、つまりドライバー、マシン、フロント、マネージメントすべてを日本人だけでやり遂げたとき、鈴木亜久里はホンダ・オデッセイで宿舎までドライビングを楽しんでいました。

2013年に登場した 5th オデッセイ は、低床ミニバンから「やや、ハイルーフ」へとかさ上げされました。

トヨタ・ヴェルファイアの全高は「1,880mm」、オデッセイは「1,685-1,715mm」と依然として200mmから85mmと差はあるものの、従来よりも130mmから160mmも高くなります。

ホンダの低床ミニバン路線は、とうとう終わりを告げたのです。

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 2016年、HVのオデッセイの登場で、再び人気車種に返り咲く!

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引用:http://onsurga.com/wp-content/uploads/2011/07/2011-Honda-Odyssey-US.jpg

ホンダのラインナップは、全て「走り」にベクトルを維持してきました。

その頂点にいるのが NSX であり、S660です。

NSXは日本唯一のスーパースポーツモデル。

ミッドシップのV6エンジンと、モーターによる9速デュアルクラッチトランスミッション、これをミニバンに取り入れているのが、実は2016年型オデッセイです。

低重心、とは重心を車のどこに持っていくか、という問題をクリアしなければなりません。

身を屈めるようなスターティングのフィールドアスリート同様、安定性を保つにはシャーシの強度を高めなければならないのです。

普段、インテリアやドライビングフィールに五感がピクピクするあなたも、今回のオデッセイには、ほとほと驚かれるのではないでしょうか?足腰がしっかりしている車であればあるほど、重さを感じるもの。

ところがそれが全くないのです。

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 試乗すればわかる。ヴェルファイアとは走りの味付けが違う!!

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引用:http://resources.carsguide.com.au/styles/cg_hero_large/s3/Honda-Odyssey-2016-(2).jpg

根っからのホンダ党の皆さんならば、アコードワゴンとステップワゴン、そしてエリシオン、ラグレイトとオデッセイファミリーの系統をご存知でしょう。

実は、北米で大人気のファミリーワゴンは、ラグレイト。

全長5,130mmという巨艦ですが、これが現在のアメリカ版オデッセイです。

3.5L/6速ATはアメリカならではの高速走行ではやや細かい、とも感じられますが、最近の都市部での渋滞はアメリカのドライビング状況も変えようとしているようです。

さて、日本で最上級ミニバンとしては トヨタ・ヴェルファイア と 日産・エルグランド が挙げられます。

ただ、売れ行きでは圧倒的にヴェルファイアやアルファードの方が上。

その理由は、レクサスにはミニバンがない、ということにあります。

実は、ヴェルファイアは「社用車」として購入されるケースが非常に多いのが特徴です。

後部座席のリラックス感は特上ものですが、車重の重さはいかんともしがたい。

これに比べて、オデッセイは完全な「プライベートカー」であり「スポーツカー」です。

そのため、ドライビングそのものに快感を覚える方には、グッとくる走りが味わえます。

 とりあえず、売れているヴェルファイアを積極的にぶつけていこう

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引用:http://car.watch.impress.co.jp/img/car/docs/616/974/11.jpg

2016年 新型オデッセイは、やはり「i-MMD」スポーツハイブリッドシステムが注目です。

アクセルの踏む感覚が緻密で、エンジンとモーターの動力配分が絶妙にセッティングされています。

これに対し、ヴェルファイアはノントランスミッションのトヨタハイブリッドシステムが2tもの車重を引っ張ります。

 

ヴェルファイアの価格レンジは

319万円~1,514万円

ハイブリッド仕様は

415.5万円~703.6万円

まずは、ここを抑えておきましょう。

特に、ハイブリッド仕様は16km/Lと優秀。

ですが、ヴェルファイアはもはや「高いのが当たり前」という乗用車ですから、その「インテリア」とのぶつけ方で交渉してみるのはどうでしょうか。

 

対するオデッセイの価格レンジは

276万円~362万円

ハイブリッド仕様は

356万円~405万円

26.0km/Lのハイブリッドモデルは、ミニバンでは驚異的な数字です。

プライスですが、やはりこれはオプションをふんだんに付ける設定が好ましいでしょう。

ホンダ純正の「Gathers」は8インチサイズのVGAモニター。

他メーカーよりも使い勝手やクリアな画面は、好評です。

ブランドとしての「Gathers」は先代の軽スポーツカー「ビート」にもカセットオーディオで搭載。

ホンダの中でこれほど長い歴史を背負った「エンターテイメント」パーツはありません。

アルファード、エルグランドでなく、なぜヴェルファイアなのか?

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引用:http://i.ytimg.com/vi/puyDlIfeqEg/maxresdefault.jpg

値引き交渉の際は、通常「好敵手」を選ぶのがカギです。

ディーラーも「排気量、車体寸法、車格、値段」の4つのポイントで値引き交渉相手を想定します。

オデッセイの価格帯でいえば「エスティマ」でしょう。

327万円から492万円という価格レンジは、全くいい勝負。

ですが、ですが、、、エスティマファンには申し訳ないのですが、2016年のマイナーチェンジもパワーユニットの改正はなし。

フロントグリルの小変更程度しか、エスティマへの資本投下はないのです。

エスティマを交渉対象にするのは、ホンダオデッセイに「失礼」な理由、それは車格にあります。

オデッセイのプラットフォームはアコードと同じ。

アコードは2L エンジンですが、ハイブリッドモデルはV6/3L同様の性能を引き出し、アメリカで生産、発売されているセダンではベストセラーの一台です。

385万円と410万円のハイブリッド専用モデルをそのままワンボックス化したものが、オデッセイですから、スポーツシフトにした味付けはうなづけるものが多いはず。

さて、ヴェルファイアを駆け引きに使うのは「フロントグリルの押し出し感」「乗員の乗り心地」の2点です。

ちなみにトヨタで見積もりをもらうときに「オデッセイ」とはっきり口に出すことが大事です。

トヨタディーラーも数件回り、ホンダディーラーへ乗り込もう!

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引用:http://amd.c.yimg.jp/amd/20160229-20102768-carview-007-1-view.jpg

新型オデッセイを値引きしてもらうためには、ホンダのセールスをグイっと心動かすことが大切です。

最初から「エスティマ」にしようか「オデッセイ」にしようか迷っている、というよりも「ヴェルファイア」にしようか「オデッセイ」にしようか思案している、と打ち明けたほうが絶対にいいでしょう。

理由は「トヨタさんなら、かなりの額を値引いてくるはず」と警戒心を抱くことと、ヴェルファイアの価格自体が、ガソリン車では諸税費込みで「350万円スタート」であって、オプション設定によっては400万円を軽く超える、というグレードだからです。

ハイブリッドならば、車両価格がすでに420万円近くからスタートですから、高級ミニバンを買う客なんだ、という意識を営業マンに与えることができます。

儲けも多いミニバンですが、ホンダのミニバン「ステップワゴン」のハイブリッドデビューが遅くなったことから、売り上げ出足が躓いています。

そこを突きましょう。

ステップワゴンよりワンランクアップのオデッセイを考えている、そこから交渉を始めるのです。

トヨタで大きな値引きを獲得して、オデッセイの値引きへと導く

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引用:http://www.mugen-power.com/automobile/archive/odyssey7th/wallpaper/image/2-2.jpg

ご存知のように、トヨタは4つの販売チャンネルを持っています。

ですから、必ず30万円、40万円といった値引きが引き出せます。

これを懐に入れて、450万円の車が410万円まで下がったけど、オデッセイの走りには未練があるんですが、、、と営業マンを口説き落としましょう。

勢いのあるトヨタディーラー、それもヴェルファイアが相手なら、ホンダとすれば「絶対に譲れん!」と営業マンは息巻くに違いありません。

見積もりを取る、という作業を重ねることで、オデッセイに対する評価基準がどの程度かが分かってきます。

車格の割には絶対に安いのは本当ですが、それは口にしない。

値引き額一本で交渉に臨みましょう。