ホンダの新型オデッセイの現行車を値引きで買うには、どうすればよいでしょうか。

新型オデッセイの現行モデルを、値引きで買うための方法を見てみましょう。

新型オデッセイって、意外にかっこいい!センターグリルがさりげなく印象的で、ホンダっぽくていい!そんな声が多く聞かれることも増えてきました。

その理由とは、実はミニバンを選ぶ人たちの条件が、2016年に入ってから少しづつ変わってきたことにほかなりません。

7人、8人が乗れるからといっても、実際にはシートが荷物置き場になったり、愛犬専用になったりとユーティリティは自由自在。

ただ、それだけでは満足できない人たちが「走り」に注目し始めているのです。

スポンサーリンク

値引きの原資は、メーカーの口座にある、はず

honda-vac-system[1]

引用:http://assets.nydailynews.com/polopoly_fs/1.1306421.1364996145!/img/httpImage/image.jpg_gen/derivatives/article_750/honda-vac-system.jpg

リコールが多い、故障が頻繁だ、あるいは販売店が積極的に売ろうとしない、そんな謎だらけの「車」がたまにマスコミで話題になることがあります。

特に不思議なのは「恰好もいい」「価格も見た目より安い」「燃費も悪くない」のに、月の販売台数がわずか200台程度。

車とは、一台作るために300億円から500億円をかけています

。仮に300万円の車を1,000台販売すると、30億円の売り上げになりますが、一台あたりの利益は、多くて45万円平均、ホンダあたりでは15万円平均にしかなりません。

ですが、これが10万台売れるとすると、3,000億円の売り上げで、1,500万円の利益。

これを世界中で生産することで、100万台にもなれば、1.5億円もの純利益が生まれるようになります。

ですから、300万円、400万円、500万円といった車が100万台も売れるようになると、自動車メーカーは非常に安定した経営ができ、ディーラーにも報奨金をサービスできます。

つまり、これが値引きに充当するわけです。

スポンサーリンク

ホンダの利益率は5%。他社よりも余計売りたい気持ちが強い

Honda[1]

引用:http://img.v3.news.zdn.vn/w660/Uploaded/mfssa/2015_10_21/Honda.jpg

ここで、自動車メーカーの体力を見てみましょう。

メーカーでは、自動車1台を売るごとに「営業利益」が発生します。

100万円の車でも1,000万円の車でも、設備費用や人件費に膨大なお金が必要となり、新車を売るには綿密な計算と戦略が必要になります。

ちなみに、乗用車1台を売るごとにいくら儲かるのか、という点着目してみると、日本では「トヨタ」と思われる方が多いのではないでしょうか?

実は1位は「富士重工」、つまりスバルで利益率は15%にもなります。

300万円の車を売ると45万円の利益が上がるのは、スバルだったわけです。

トヨタは10%、そしてホンダが5%です。

おわかりでしょうか?ホンダはここ数年ヒット作は「フィット」と「N-BOX」だけ。

つまりコンパクトカーと軽乗用車なんです。

2014年からはスマッシュヒットの「ヴェゼル」が目立ってきましたが、やはり単価の大きな中型セダンやワンボックスカーをたくさん売りたいのが本音です。

ホンダはとにかく数多く売らなければなりません。だから、値引きは期待できます!

スポンサーリンク

2014年から2015年、どん底だったオデッセイの販売台数

2014-Honda-Odyssey-JDM-24[2][1]

引用:http://3.bp.blogspot.com/-jPptv_t2Iy0/UkqSeqXLAWI/AAAAAAAAAe8/NfWMv_Ylr8I/s1600/2014-Honda-Odyssey-JDM-24%5B2%5D.jp

2013年デビューの 5thオデッセイ は、ホンダにとって非常に不運な状況で発売されました。

この年のオデッセイの国内販売数は、毎月数百台程度。

4月は278台、決算の9月で701台と、末期モデルの悲哀そのものの状況でした。

時代は完全に全高の高さが1,800mmのワンボックスタイプに人気が集中していったのです。

4,527台が発売された2013年11月、オデッセイはフルモデルチェンジを図ります。

年明けの2014年3月までは毎月5,000台以上を販売し、好調な滑り出しと思われました。

が、4月に1,051台と低迷し、これ以降1,500から2,300の間を行ったり来たり。

2015年になると、状況はもっとひどくなり、5月と6月は3桁まで台数が落ちます。

そして、12か月で一度も3,000台を超えることはなく、完全な失速となります。

2016年2月、とうとう満を持してハイブリッドモデルが追加。

ようやく3,000台を突破した2月、3月と、オデッセイは全国でV字回復の反動へと売り出しに走り始めているところなのです。

ハイトワゴンとオデッセイ独自のモーター走行がスムーズでいい!

933439[1]

引用:http://img.response.jp/imgs/thumb_h2/933439.jpg

エコカー減税真っ只中で、ハイブリッド効果はテキメンです!

やはり、多くの人がホンダのスタイリング、低床での後部座席の乗りやすさ、そして室内の程よいクオリティに拍手を送ってはいたんですね。

でも、世間のハイブリッド熱はマイカー選びの点で「女性」からは支持されにくい。

そもそも、トヨタも日産も、250万円から350万円以内で買える「セレナ」か「ノア」「ヴォクシー」の価格レンジにミニバン市場の大部分が持っていかれています。

アルファードやヴェルファイアは400万円から500万円といったレンジがお買い得。

その中間部分に、ズドンと狙い撃ちしているのがオデッセイです。

安全面ではホンダセンシティブ、そしてハイブリッド性能では26km/L、ガソリン車でも13.8km/Lとハイ・コスパ。

だからこそ、採算度外視しても、まずは「売れている」という空気を作らなければならないのが、今のホンダの状況です。

現行車の値引きは最初から「家族で車を見に行く」ことが良し。

男性一人で冷やかしにいくだけなら、「トヨタに行くための見積もりゲットだな」と勘繰られるのがオチ。

値引きを引き出す交渉なら、一発目から本気モードでディーラーへ行くのが鉄則です!

営業マンが真の交渉相手とするのは「女性」

BK[1]

引用:http://automobiles.honda.com/images/2016/odyssey/overview-colors/BK.jpg

人気の車種は、アブソルートX ホンダセンシング 、326.8万円のガソリン車で7人乗り。

もう一つが アブソルート ハイブリッド ホンダセンシング、378万円。

ミニバンはシートアレンジが重要で、7人乗りと8人乗りの大きな違いは、2列目のシート形状です。

3列目シートが床下にすっぽりと格納できることから、5人乗り仕様で、旅行かばんやゴルフバッグ、スポーツ用具などの取り出しが容易。

特に、全高がエスティマやアルファード、セレナなどよりも10㎝以上低いことと、低床であることで使い勝手は最高です。

そして、素晴らしいのは3列シートを格納後、2列目のシートを最大限にロングスライドバックさせると、足元には100㎝もの空間。

地上300mmしかないサイドステップ、それは乗降のしやすさそのものです。

「実は、オデッセイを持っている友人から、2列目シートがいいし、乗りやすいって聞いているんですが…」と「トヨタディーラー」で仮商談をしてみましょう。

それも、女性のあなたがトヨタの営業マンに話すのがポイントです!

トヨタディーラーに先に行って、仮商談をする理由?

2016-odyssey-minivan-interior-detail[1]

引用:http://automobiles.honda.com/images/2016/odyssey/interior-gallery-new/2016-odyssey-minivan-interior-detail.jpg

なぜ、トヨタなのか??それは「ノア」vs「ヴォクシー」、「ヴェルファイア」vs「アルファード」という兄弟対決で常に「祭り売り」商法がうまいことが理由。

エクステリア一つで全く印象の変わる両者、そしてシート配色とインテリアの雰囲気は全く違うモノに感じられます。

女性の視点で「これなら、私好み」という内装とレイアウトの容易さをまず抑える。

次に、男性側はリセールバリューの良さを考えて、ブラック系かホワイト系を選択。

これがミニバン選びのテッパン。

ただ、そこには「試乗」が抜けています。

試乗では、敢えて男性女性両方で試すこと。

必ずどちらかが「辛い点数」を付けてください。

まずはトヨタで「値引き幅」だけに絞って見積書を出させるのです!きっかけはなんでも構いません。

値引き額を勝ち取るのが、仮商談の目的

soi-xe-2-ty-mpv-odyssey-cua-honda-viet-nam-tai-vms-2015-hinh-11-650x428[1]

引用:http://s3.amazonaws.com/carbayblog/wp-content/uploads/2015/10/27030907/soi-xe-2-ty-mpv-odyssey-cua-honda-viet-nam-tai-vms-2015-hinh-11-650×428.jpg

本命の彼氏に近づくために、サブの男性をとりあえずダシに使う…とは表現は悪いのですが、人生を賭けて選ぶのが乗用車。

なぜか?ミニバンはステイタスを満足させるもの、でもあり、自宅以外の贅沢な空間の演出に欠かせないものだからです。

少なくても3年から5年は誰って乗りませんか??なら、一目ぼれで買うのもよし、ディーラー一発契約でも文句は言いません!

でも、それではせっかくの愛車が「一時の満足」で終わる可能性が低くない。

どんどん新しい限定車が出てくれば、どうしても興味が傾くし、遠出するときは、ご夫婦交代でドライビングを楽しむご家庭も少なくないはず。

一人で買う場合、カップルで買う場合、そしてご家族で買う場合の条件は違うでしょうが、そこはまず総合百貨店のトヨタディーラーで、ちょっとだけ勉強して、お得な値引き額をもらってきてしまうのがグッドです。