トヨタの新型シエンタは、コンパクトな5ナンバーサイズに7人乗り、両側スライドドアを持つミニバンです。

人気の高いシエンタには、値引きに関する多くの口コミ情報が寄せられています。

発売から12年を迎え、初のフルモデルチェンジされ、外装が今までのイメージとは違う斬新なイメージになりました。

今回のモデルチェンジからハイブリットが追加され3列ミニバントップの低燃費27.2km/Lを実現し、ガソリン車でも20.6km/Lを実現しています。

Toyota Safety sense Cでレーザーレーダーと単眼カメラ2種類のセンサーを組み合わせた検知システムで、安全性も高められました。

外装も前モデルから格段の違いですが、内装も驚くほど進化しています。

グローブボックスは黒にオレンジといったカフェテラスのようなおしゃれな色合いになっています。

広く世代を超えて、様々なライフスタイルをサポートする「ユニバーサルでクールなトヨタ最小ミニバン」として開発です。

多様なライフスタイルに応えるべく、「Active & Fun」をキーワードに従来の四角いハコ型というミニバンの概念を打ち破るスポーティなエクステリア、機能性と質感を両立させたインテリアを採用しています。

また、低床フラットフロアによる高効率パッケージが、コンパクトでありながら、3列目までゆとりある室内空間とスライドドア乗り込み高さ330mm(2WD車)の誰にでも優しい乗降性を実現しています。

ラインアップは、ガソリン車の「G」、「X」、「X Vパッケージ」、新たに搭載したハイブリッド車の「ハイブリッドG」、「ハイブリッドX」が用意さてています。

エクステリアは、ヘッドランプからフォグランプ・グリルへと一筆書きのようにつながる大型開口部がユニークな特徴的デザインです。

インテリアに関しては、インパネはシンプルで広がりを感じさせるアッパー部と、スイッチなどの操作系を腕の動きに沿って配置したロア部によって、高い質感と使いやすさを追求しています。

この新型シエンタについて値引きの口コミ情報や競合車についてレポートしたいと思います。

新型シエンタをどこで買う?

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引用:http://toyota.jp/sienta/grade/grade5/

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引用:http://toyota.jp/sienta/grade/grade5/

取扱店については、初代の発売開始時から継続しているカローラ店に加え、ネッツ店へも約9年2ヶ月ぶりに取り扱いを再開しました。

さらに、フルモデルチェンジを機に、すべてのトヨタ販売店での取り扱いとなっています。

トヨタすべての販売店になったので値引き交渉についてもしやすくなると思われます。

新型シエンタハイブリッドの価格は?

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引用:http://toyota.jp/sienta/grade/grade5/

最上位グレードHYBRID G 7人乗りが¥2,329,855(税込)で、一番下のグレードのHYBRID X 7人乗りが¥2,280,000(税込)になっています。

競合車のホンダ フリードハイブリッドは221万円~239万円で、新型シエンタが222万円〜232万円という価格帯になっているため、シエンタの方が少しお安くなっています。

総合的に考えてフリードが燃費21.6km/Lに対し新型シエンタは27.2km/Lとかなりの低燃費の為、価格差はあまり無いですが将来的にはかなり安くなっています。

新型シエンタの値引き口コミ

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引用:http://toyota.jp/sienta/grade/grade5/

新型シエンタの値引き相場は、車両本体が16~19万円になっています。

ディーラーオプションでだいたい2万円の値引きがあると考えると、値引きの総額は18~21万円程度となりそうです。

口コミを見てみると、実際の値引きは幅が広く、5万円〜25万円のようです。

地域・場所によっては30万円の値引きもあるそうなので、これを踏まえて値引き交渉してみれば、さらなる値引きの可能性があると思います。

トヨタ店、トヨペット店、カローラ店、ネッツ店の4つの販売店で販売しているので、何店舗か競合させれば30万円も可能かもしれませんね。

多くの口コミの情報を総合して考えると、1回の交渉で希望の値引き額に届くことはなく、2回、3回とディーラーに足を運び、下取り車があるならディーラー以外の販売業者で下取り額を調べ、根気良く交渉に望む必要がある、となります。

新型シエンタ ハイブリッド&ホンダ フリード ハイブリッド徹底比較!!

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引用:http://toyota.jp/sienta/

今は小さなクルマに代替えするユーザーが増え、小型&普通車の人気が高いです。

一方、ファミリーユーザーを中心としてミニバンの需要が根強いのも事実です。

となればコンパクトなミニバンが相応に用意されそうですが、実際には少ないのが現実です。

近年ではホンダフリードの一人勝ちでした。

トヨタのシエンタは2003年の登場で設計が古いです。

ですが2015年7月9日、シエンタが2代目へとフルモデルチェンジされました。

今回のモデルチェンジで全長が135mm、ホイールベース(前輪と後輪の間隔)は50mm拡大され、ひとまわり大きくなります。

新型シエンタに対抗するライバル車は、前述のホンダ フリード。

登場したのは2008年で、エンジンはノーマルタイプとハイブリッドが用意されています。

シエンタとフリード、この2車種のコンパクトミニバンを比較してみます。

■エクステリア

シエンタは現行型になってボディを拡大したために、フリードとほぼ同じ大きさとなりました。

それでも全高の数値は比較的異なり、新型シエンタはフリードに比べて40mm低くなっています。

新型シエンタは外観も新鮮でフロントグリルの開口部が大きく、切れ長のヘッドランプから下側へ、ブラックのガーニッシュを装着しています。

対するフリードは一般的なミニバンスタイルです。

■インテリア

インパネは、登場に7年もの差が付くこともあって、設計の新しい新型シエンタが上質で斬新な印象が特徴的です!

シエンタはボディの小さなワゴン風のミニバンですが、3列目は“意外”と感じるほどに快適で、対するフリードは、床と座面の間隔が不足しているため新型シエンタのほうが居住性高いです。

荷室に関して新型シエンタは、3列目を前方に押し込むように畳めますが、2列目を跳ね上げないと格納操作ができないのが欠点です。

しかし、荷室床面は地上高が505mmと低く、重い荷物も積みやすいです。

さらに2列目もベンチ/セパレートシートともに前方へ折り畳むことが可能で、ボックス状の荷室になっているため大きな荷物なども積みやすいです。

対するフリードは、荷室の床面地上高がシエンタよりも低い480mm。

3列目のシートは左右に跳ね上げる方式で、荷室容量は大きくなっていて、荷室面ではフリードのほうが上回っています。

■エンジンの燃費・性能

ノーマルエンジンは両者とも1.5リッターで、シエンタは109PS/13.9kg−m フリードは118PS/14.7kg-mとなっています。

数値上で見る限りは少し高回転指向になるもののフリードに余裕があります。

ノーマルエンジンのJC08モード燃費でシエンタが「20.2km/L」で、フリードは「16km/L」にとどまっています。

これは設計の新旧が明確なところで、フリードのエンジンは設計が古くアイドリングストップも付きません。

パワー面ではフリードに若干軍配があがりますが、新型シエンタに燃費面で差を付けられているます。

ハイブリッドはエンジンとモーター駆動を合計したシステム最高出力は、シエンタが100PS、フリードは99PSになります。

ハイブリッドのJC08モード燃費はシエンタが「27.2km/L」、フリードが「21.6km/L」になっています。

ハイブリッドでは両車ともパワー面では大差はないですが、燃費面で新型シエンタが優位に立っています。

ノーマルエンジン・ハイブリッド共に近年燃費性能が重視されていて、燃費面に関してかなりの優位に立っている新型シエンタ軍配が上がります。

■安全&快適装備

トヨタの新型シエンタは、万一の時に緊急自動ブレーキを作動させる『Toyota Safety sense C』をオプション(価格 5万4000円)で用意しています。

対するフリードは設計が古いため、衝突の回避を支援する「あんしんパッケージ」「ホンダセンシング」は採用されていません。

快適装備は両車とも左側スライドドアの電動機能などが用意されていて、快適装備に関しては、両車ともそれほど変わりはありません。

■総合評価

総合的に評価すれば新型シエンタの方が買い!です。

荷室に関してはフリードの方が広くなっていますが、その他の燃費・居住性・安全面に関しては新型シエンタが上回っています。

価格がさほど変わりがないことを考えると、装備・燃費で新型シエンタの方がおすすめできます。

新型シエンタの口コミ・総合評価!!!

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引用:http://toyota.jp/sienta/

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引用:http://toyota.jp/sienta/interior/indoor_space/

■良かった所

3列目は意外に快適です。

足元はかなり狭いが2列目の背面がえぐれているので前にスライドさせれば問題ないです。

セーフティーセンスがかなりの高評判です。

オートハイビームと先行車発進警告が便利。

前方視界が良いです。

細かいコストダウンしながらも、4輪ディスクブレーキや横滑り防止、キーレスエントリー、ヒルクライムアシスト、両側パワースライドドアが付いてる割にはコストパフォーマンスは、高いです。

速度が安定しない流れの悪い高速を30Km走ってあっさり19.7Km/Lを出したのは驚き。

乗り心地がかなり良いです。

■悪かった所

大きめのルームミラーが取り付けできないです。

室内オレンジ加飾ラインが両サイドミラーに写りこむので見にくいです。

メーカーOPをつけないと希望の仕様にならないので、価格も必然的に上昇します。

ワイパーレバーに隠れるEVモードなどのボタンの操作がしにくいです。

坂を上る際に少しだけパワー不足を感じ、フル乗車だとかなり辛いです。

■総合評価

今回の新型シエンタは、価格面を考えればガソリン車の方がお手頃で、燃費面でもガソリン車が20.6km/Lに対してハイブリッド車が27.2km/Lとなり、ガソリン車のほうがお買い得のように感じられます。

しかし、長く使うことを思えばハイブリッド車の27.2km/Lは魅力的です。

エンジンパワー的な事を言えば通常時は快適に走れますが、坂道の際にかなりのパワーダウンが見込まれるのでその点には注意したいところです。

やはり1.5LのエンジンやAQUAと同じハイブリッドシステムなので、フル乗車を考えるのであればユニット的に辛いのだと思います。

もう少しパワーがほしいと思わせてしまうのが、2.0Lクラスのミニバンに比べると辛いところですね。

外装面に関しては、斬新なイメージに変わり、好き嫌いはっきり別れるように感じます。

若い家族にはぴったりな感じがしますが、ご年配の方には若すぎるイメージだと感じます。

ですが、街を走る台数が増えればご年配の方でも気にならないと思います。

内装に関して言えば低重心化が図られ乗り降りがしやすく、大きめの荷物もシートアレンジにより載せられるので、このクラスにしては満足ではないでしょうか。

内装のデザインやシートの色などがおしゃれに仕上がっているので、内装は満足できるのではないでしょうか。

前モデルから比べ、すべての面においてかなり進化し、安全面についても最新の技術が反映されているので、このクラスの中では総合的に評価してもトップだと思います。