スバルの新型フォレスターの本体価格を値引きしてもらうには、どうすればよいでしょうか。

新型フォレスターの値引きの駆け引きなどを見てみましょう。

世界的なSUVブーム到来。

アメリカ、欧州に続いて中国でもSUVが売れ始めています。

特に、ヘビーSUVが主流だったアメリカとロシア、ここでも景気の波に押されてか、小型SUVを購入する層も増えてきました。

アメリカでは道路が問題になっています。

国土面積は日本の25倍、鉄道網がほとんど整備されていないアメリカ合衆国とカナダ、そして中南米、南米とピックアップトラックやSUVは様々な使われ方をしています。

フォレスターもその間隙を縫って、なかなか健闘しています。

スポンサーリンク

欧州のSUVブーム。高級車ブランドが出してくるその中身は?

144545[1]

引用:http://www.112brabant.nl/data/news/73/144545.jpg

レンジローバー・イヴォーグ、といえばスタイリッシュなクロスオーバーカーとして、ドイツ車オーナーも一目置く存在です。

レンジローバーは世界で最も美しいSUVとして知られますが、イギリスの経済同様波乱の船出を出港中です。

英国車であることは今でも変わりはないのですが、オーナーはアメリカのクライスラーになり、その後はインドのタタモータースが所有。

世界一安い乗用車を作る、とインドで宣言した会社が、世界一高価なSUVメーカーを買収したのは、なんとも面白い出来事でしょう。

この車は、実際には売れていません。

400万円台から700万円台と大変高価であること、20インチのタイヤを履き、エンジンは2ℓで全幅1,900mmにも及ぶコンパクトSUV。

むろん、イギリスの車だけあって、室内の美しさはなかなかのもの。

ですが、ディーラーの力不足がタタってか、中古市場のほうがにぎわっている状態です。

なぜ、このようなSUVが誕生したのか?これも自動車先進国イギリスの「混迷」の産物といえます。

デザイン優先で走りにはそれほど特徴はありません。

いわゆるデザイナーカーとしていつまで持つのか、というのが正直のところでしょう。

スポンサーリンク

マカロニウエスタンとは、このこと。ジープに末弟が誕生

South-Africa-Epic-Drive-Subaru-Forester-lion-sighting[1]

引用:http://st.motortrend.com/uploads/sites/5/2013/10/South-Africa-Epic-Drive-Subaru-Forester-lion-sighting.jpg

ジープといえば、アメリカ陸軍車両ですが、ながらく三菱自動車もライセンス生産していたことがあります。

現在日本で一番売れているアメリカ車はジープ。

悪路に強いのは当然のこと、大きめのステアリングや広々とした室内空間は、アウトドア気分そのもの。

現在ジープはフィアット・クライスラー社のディビジョン。

その中で、一番新しく一番小型のジープがレネゲード。

なんと生産国はイタリアです。

つまり、イタリア発アメリカ車、日本風に言えば「マカロニウエスタン」なのです。

そのサイズは全長4,255mm。

ただし1,800mmをわずかに超える全幅をどう見るか、というところでしょう。

価格帯は298万円から。

ちょうどフォレスターにかぶるところです。

これはファッションとしての位置づけで、走り云々ではありません。

ただ、誰も乗っていない洒落たSUV、それもジープですから面白いわけです。

まじめなつくりのフォレスターとは真逆の車と言ってよいでしょう。

スポンサーリンク

フォレスターは真面目。それは日本でも世界でもいえること

2c074e8c1f1b0385a4cd7654bdf863ca[1]

引用:http://s-media-cache-ak0.pinimg.com/736x/2c/07/4e/2c074e8c1f1b0385a4cd7654bdf863ca.jpg

フォレスターが世界で売れていることはご存知でしょうか?2013年以降の売り上げがどんどん伸びているアメリカ。

HIS(道路安全保険協会)が毎年選んでいる自動車の衝突試験。

ここでトップに選出されたのがなんと、フォレスター。

「トップセーフティピック+」とは、もちろんアイサイトで衝突を事前に回避させる優秀さが立証されました。

アメリカでは小型SUVに位置するフォレスターですが、自動車事故が多いことから、より剛性の高い大型のピックアップトラックが売れ筋。

実は、この分野は日本でもかつてマツダなどが出していましたが、現在は絶滅。

トヨタはセコイアやランクル、タコマ、タンドラなどの名称でSUVが発売されています。

ですが、ピックアップトラックには特別に関税がかけられている…ということで、アメリカの牙城を崩すことはできません。

むしろランクルプラドやフォレスターといった小型SUVが良く売れています。

フォレスターの安全性はほかのスバル車同様。

SUVにも油断のゆの字もありません。

これがスバル品質だったのです。

売れているなら、値引きは当然では?そう意気込んでも…

2015-Subaru-Forester-SUV-2.5i-4dr-All-wheel-Drive-Photo-11[1]

引用:http://images.newcars.com/images/car-pictures/original/2015-Subaru-Forester-SUV-2.5i-4dr-All-wheel-Drive-Photo-11.png

レヴォーグの世界発売、そしてそろそろ次期モデルの噂が絶えないフォレスター。

末期モデルとなれば、当然特別仕様車が出てくるもの。

例えばSTIチューニング、例えばWRC仕様などなど。

ところが、スバルならではの一つが「塗装色と装備のパッケージ」が出てこない。

つまり、顧客とすればお得バージョンを引き合いに車の素の状態まで値引きさせようと懸命になるものですが、それができない。

駆動系をいじってくれるんですから、コアなファンにはたまらないプレゼント、これは絶対に値引きなしで買うに決まっています。

ですから、フォレスターの場合は値引き交渉するには情熱で訴えるしかありません。

車両本体だけで、オプションなし。欧州では当たり前

20150529-01000080-autocone-005-1-view[1]

引用:http://amd.c.yimg.jp/im_siggwJcFwcg6hpTqNLTsph4Wgw—x900-y600-q90/amd/20150529-01000080-autocone-005-1-view.jpg

フォレスターの買い方、日本では X-LimitedやXTがよく売れています。

アイサイトさえあればよい、というユーザーだけでは済まないのが日本の販売の特徴。

でも、ここでよく考えてみたいものです。

ナビはあったほうがいい。

ですが、それに投資する必要はどこまであるのでしょうか?大型サンルーフを装着したいならば、ルーフレールで固定するジェットパックは無意味。

何を積むのか、というところが大事でしょう。

とりあえず何でもかんでもオプションを付けて、そこから引き算することで、総額45万円の値引きになった、という人がいます。

また、車両本体値引きとオプションで別々の値引きができた、と息巻く人もいます。

ですが、ディーラーの値引きは、結局グロスでナンボです。

車両本体からは値引きせず、オプションから引いた値引きを車両本体から引いたように見積書に書くことは簡単。

ですから、値引きはグロス。

それでいいのです。

細かく値引きしてサービスを聞かずに契約してしまうことも

MG_0418b-720x540[1]

引用:http://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/goodspress/cms/wp-content/uploads/2015/11/MG_0418b-720×540.jpg

車両本体価格の値引きの口コミ、よく利用されていますか??ここには落とし穴があることを忘れてはいけません。

まず、AT車とMT車が同じグレードだとなぜ同じ価格になるのでしょうか?20年前は完全にMT車の方が価格が安かったのです。

ところが、CVT全盛になってから、MTを出しているだけ凄い!などとネットで書かれるようになりました。

これはおかしくありませんか?MT車の方がトランスミッションの故障の直しは楽にできるはず。

ATはブラックボックス化していて、言ってみればお弁当箱が迷路のように仕切られ、ビーズがたくさん詰まっているようなもの。

ATが壊れたら、まず総とっかえです。

そもそも、MT車の方が高ければわざわざ買う人も出てくるはず。つ

まり、一番買うだろうなあ~とメーカーが考えたバージョンが最上級クラス、上級クラスに値段を合わせます。

例えば320万円と305万円。

15万円の違いなら、上級でも最上級でも変わりないなあ、と思う。

それがオプションを付けて結局両方とも380万円…値引きで40万円、結局340万円だった、などということになります。

価格というのは絶対にお客さんにはわかりません。

うまい買い方とは、アフターも含めること

1dcdc08aeadc8eff406b8de5c106781e[1]

引用:http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/89/1dcdc08aeadc8eff406b8de5c106781e.jpg

値引で大切なのは、お客さんがこの店をずっと利用してくれる…という一点です。

車は買ったけれど、整備はよその店。

というのはディーラーも整備側も両方とも困りものです。

車両本体価格には初期整備費用も含まれているため、別の店で買ったお客の整備は、結局整備工場が負担することになります。

走りを重視するなら、オイル交換も重要。

良く分からないけディーラーにお任せ…という方も多いようですが、ドライブだけは楽しんで、点検をしないとマシンはボロボロになってしまいます。

ディーラーにはメーカーから随時新しいメカニック情報が送られます。

これはスバルならではの細かい指示です。

値引は整備云々の費用なども聞いて、コストパフォーマンスが総合的にいいように金額をはじきましょう。

整備パックなどにお金を渋らないように!