トヨタの新型ハリアーの値引き目標金額はいくらにすればよいのでしょうか。
ハリアーの紹介から、値引き金額の設定を見ていきましょう。
ハリアーとはどんな車?
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「トヨタ 新型ハリアーの値引き目標金額は?」というタイトルですから、値引きの話だけにしたいところですが、ハリアーはどんな車なのかおさらいしておきましょう。
営業マンとの会話の中で、ご自分が購入しようとしている車の事をあまりにも知らないと、「車の事を何も知らないな?冷やかしかもしれないから値引きもそこそこにしておこう。」と、相手に見透かされてしまいます。
それ程深く知らなくても、ある程度の知識や自分なりの見解を持っていれば、「この人は車の事を良く知っているな?値引きにも厳しいかも知れない。」と、軽く扱われなくなります。
せめてハリアーとライバルの事だけでも知っておいて損はありません。
ハリアーは、高級ラグジュアリーSUVの元祖ともいえる代表モデルで、2013年11月に発売されたのが3代目にあたる現行モデルです。
パワーユニットは先代より大幅にダウンサイジングされ、2.0Lの直列4気筒エンジンを搭載した「ハリアー」と、2.5L 2.0Lの直列4気筒エンジンとハイブリッドシステムを組み合わる「ハリアーハイブリッド」があります。
ボディサイズに関しても、ホイールベースが縮小されるなどしており、取り回し性が向上しているのが特徴です。
車両価格
ハリアー2.0L
2,797,714円~
ハリアーハイブリッド
3,713,143円~
クロスオーバーSUVの値引き相場
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■日産エクストレイル
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■マツダCX5
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ハリアーの値引きを知るためには、他のクロスオーバーSUVの値引き相場や売れ行きを知る必要があります。
その中でも好調さを維持しているのが日産の「エクストレイル」で、ハイブリッド車が追加されてからは販売成績で「ハリアー」を完全に引き離しています。
3列シート車を設定したり、エントリーモデルでハリアーより約50万円も安くハイブリッド車ではその差が100万円以上になる価格設定です。
ハリアーの方が高級感があるとしても、同クラスでこの差はユーザーにとって大きな判断材料になり、この価格の差がハリアーとの値引き交渉においてのポイントになります。
また、ハイブリッド車はないものの、独自のパワーユニットであるクリーンディーゼルを設定するマツダの「CX-5」もライバルと言えるでしょう。
「CX-5」はクリーンディーゼルで話題を集めたものの、最近は伸び悩み、ガソリン車の拡販に力を入れています。
具体的には「エクストレイル」が22~25万円の値引き。
「CX-5」が25万円以上というのが値引き相場ですが、競合がからめばこの限りではありません。
ハリアーの競合車としては、この他に「スバルフォレスター」や「三菱アウトランダー」などがありますが、価格的に近いのはこの「エクストレイル」と「CX-5」でしょう。
意外に手薄なトヨタのクロスオーバーSUVラインナップにおいて、ハリアーはこれらのライバルに負けられないのです。
車両価格
日産 エクストレイル2.0L
2,238,840円~
日産 エクストレイルハイブリッド
2,669,760円~
マツダCX-5クリーンディーゼル
2,835,000円~
マツダCX-5ガソリン2.0,2.5L
2,446,200円~
ハリアーの値引きを引き出すのに大切なのは
値引きを引き出すのに大切なのは、競合車種の相見積もりが最も効果的であり、基本となります。
やみくもに、「安くして!」では、営業マンに値引き条件を小出しにされるだけです。
根拠のある数字を示し、「これ以上」「この価格になれば」と提案し、相手に検討させることがポイントになります。
つまり、主導権をにぎり続けて、価格を提示するのはこちらで、検討するのは相手だという立場を保つことなのです。
「エクストレイル」は歴代モデルを通してのライバルであり、以前は完全に「ハリアー」が優勢だっただけに負けられないはず。
また「CX-5」は、売れるものなら大幅値引きも辞さないマツダ流の営業で、ハリアーの値引きを引き出すためには絶好の競合車種となるでしょう。
ハリアーの値引き目標金額は?
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「エクストレイル」を競合車として相見積もりを取り、競わせた結果、ハリアーの最新目標値引き額は、20~24万円。
ハイブリッド車は15~18万といったところでしょう。
なぜ価格の高いハイブリッド車の方が値引きが少ないのかというと、ライバルと比べて約100万円もの価格差があると、もはや競合相手ではなくなってしまい、相見積もりも意味が無くなってしまうからです。
2.0L車なら「エクストレイル」のグレードをアップさせれば価格差は縮まり、「エクストレイルと同じ価格に」という交渉方法が活きてきます。
「CX-5」の値引きは間違いなくハリアーを上回りますが、ハリアーが「エクストレイル」以上の値引きが可能かどうかは地域や、時期、グレードなどによって変わるでしょう。
行き詰まったらオプションのサービスや値引きを求めてもいいでしょう。
その為には事前にオプションカタログを手にいれて、必要なオプションを選び、その価格を見ておきます。
とどめはチャネル間の競合ですが、ハリアーはトヨペット店の専売車種ですから、トヨタ店扱いの「ランドクルーザープラド」との競合は、現実的には少ないかもしれません。
しかし、価格的には意外と近いので、相見積もりを取るのも効果があるでしょう。
ようするに、他にも選択肢があるということを示すことが重要なのです。
また、値引き額は参考程度にお考え下さい。
参考サイト
http://toyota.jp/harrier/interior/seat/
http://toyota.jp/harrier/style/
http://toyota.jp/harrier/?padid=ag001_i_carlineup_search
http://www2.nissan.co.jp/X-TRAIL/exterior.html
http://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/feature/design/