トヨタの新型ハリアーの値引き最高額はいくらになるのでしょうか。
新型ハリアーの値引き最高額を引き出すための方法などを見てみましょう。
本当の値引き額とは？
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良く「新車値引きの裏技」といった記事で、「50万円値引きさせた！」「60万円値引かせる方法は！」といった言葉が躍っていますが、新車がそんなに値引きされるはずもなく、そんな裏技も存在しません。
それらは値引き、というよりも値引きと下取り車の査定価格を含めた下取り価格の話であり、良くとらえても、下取り車を正当な金額で下取りさせる方法ということでしかありません。
つまり、下取り車をより高い査定金額で買い取ってもらえればお得ですよ、ということの話ですから、ほとんどの場合は、現金値引きの方法には触れていません。
そこで、ここでは、下取り車の話は置いといて、あるいは下取りのない条件での値引き交渉で、いくら根にいてもらえるかという話に特化してみたいと思います。
なお、ここで提示する値引き額については、時期や地域、販売店の都合や方針などで変わることもあるので、参考程度にお考え下さい。
最新トヨタ・ハリアーの値引き最高額
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ハリアーは高級ＳＵＶというジャンルをいち早く確立した車種であり、昨今のブームになっているクロスオーバーＳＵＶとはやや異なり、国内では類似するライバルのいないクラスにあります。
そのために、競合する車種が見当たらず、このことが値引き交渉を困難にしている理由にもなっています。
それでも、実際に行われる商談では15万円前後、そして交渉次第では、最高で25万円程度の値引きが可能となっています。
しかし、それはそう簡単に引き出せる額ではないのです。
交渉相手は、いくら若い営業マン（レディ）だといても、毎日の様に商談を行う業界でも屈指の営業テクニックを持つトヨタのプロパーなのですから、我々の様に数年に一度、人によっては生まれて初めての新車の値引きをする素人にとって、普通に相対したらかなうわけにはいかない相手なのです。
でも、実際に上手く値引きを引き出せた人もいるのです。
その秘訣とはいったい何なのでしょうか？
値引き交渉の主導権は渡さない
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簡単な方法があります。
それは、相手の土俵に上がらないことです。
まずは勧められても商談ルームに入らない、試乗を勧められても断る、査定もさせない、ということから始めます。
ハリアーもあえて素通り（車はあとでじっくり見れます。試乗も査定も後です）もちろんアンケートなる個人情報も記入しないのです。
そして、予算、目当ての車、家族構成、職業にいたるまでノーコメントで通します。
つまり相手が商談を組み立てるのに必要な情報を極力渡さないで、事前の準備をさせないことで、商談の流れを自分で作ること、諸同県をこちらが握った上で商談に入ることなのです。
特に若い若い営業マン（レディ）は、アドリブに非常に弱いという欠点があり、決められたマニュアル通りに進まないと、実力を発揮できません。
流れを自分で作れず、主導権を取れないのです。
主導権が売る側にある場合の交渉
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営業マン（レディ）の言うがままに交渉が進むと、きっとこんな値引き交渉になるはずです。
営業マン（レディ）
「お客様も良くご存じでしょうが、ハリアーは大変人気があるので、値引きもなかなか許されておりません。
しかし、せっかくご来店頂いて、ハリアーも気に入って頂いたので、特別に8万円の値引きを上司からもらってきました。
これは今日だけの条件ですのでご納得いただけるはずです。」
人気があるハリアーは値引きが出来ないのは当然知っていますよね？といわれると、人間は知らないとは言いずらいのです。
そして、特別、今日だけという魔法の言葉をふくませているので、買う側はこの値引き条件をベースに検討せざるを得ません。
そして、値引きに不満があっても、8万円がベースなので法外な数字を要求しずらくなります。
若手の営業マン（レディ）の役目はここまで。決めきれなくてもお客さんに真剣に検討させるまでです。
この後、タイミングを見計らって”決め屋”となる上司やベテランが登場し、5万円の値引きを上乗せさせたらめでたく契約成立となります。
売る側からの条件提示は2回だけ。これで落としに来るのです。
そして、面白いように決まるのです。
もちろんハリアーがどうしても欲しいことと、お客さん自身が決定権を持ってればの話ですが。
では、主導権をこちらが持つとどうなるか。
大事なのは最初に交渉の口火を切るのということです。
主導権が買う側にある場合の交渉
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お客さん
「ハリアーは気に入っているのですが、他と比べると価格が高いのがネックです。
よほど値引きしてもらえないと残念ですが他の車種も検討せざるを得ません。」
ハリアーは価格が高いから、大幅値引きしてくれなければ他の車種を考えるという”脅し文句”です。
8万円という金額を用意している営業マン（レディ）に、とてもそんな少ない数字を言ったら怒って帰ってしまうと思わせます。
お客さん
「そこで提案ですが、40万円値引きしてもらえればこの場で契約してもいいと思っています。
とても無理だと言うのならここでハリアーを購入するのをあきらめます。」
無茶な値引き要求ですが、車両価格が400万円前後の車種ですから丁度10パーセントにあたり、このくらいは問題ありません。
これ以上だと冷やかし客だと思われて真剣に検討してもらえませんし、これ以下だと、この先の交渉がしずらくなります。
さらに、こちらが値引き金額を提示し、販売する側に検討させるという真逆な方法ですから、主導権は完全にこちら側にあります。
当然、営業マン（レディ）は判断しかねるので、上司に判断を求めるるでしょう。
上司の取る方法は、すぐに自らが出ていき、なんとか妥協点を見出すこと。
もしくは営業マン（レディ）に、もう少し条件を下げてもらえるように指示を与え、ある程度妥協しても良いという状況になってから出ていくかです。
結果として最初にお伝えした通り25万円程度の値引きに落ち着くのですが、8万円からスタートしてそこからお願いして上乗せを狙うより、40万円がスタートして、相手にお願いされて条件を下げるのとでは、結果に大きな差がでるのです。
だからこそ主導権を持つことが重要になるのです。
新車のハリアーもこのような交渉方法であればきっと納得いく価格で購入できるので、きっかけがあればぜひ試していただきたいと思います。
参考サイト
http://gazoo.com/car/newcar/salespoint/Pages/harrier_131113.aspx
http://gazoo.com/car/newcar/photo_impression/Pages/article.aspx?NEWS_ID=2013harrier_photo#TopTarget
