最近、全国各地で新型プリウスを見かけるようになりました。

ミニバンや軽自動車が多い中、プリウスの印象はやはり「静か」で「キリッとしたフロントランプ」「特徴的なテールランプ」が目立ちます。

028A000008345884-photo-essai-toyota-prius-4-2016[1]

引用:http://img.turbo.fr/028A000008345884-photo-essai-toyota-prius-4-2016.jpg

好き嫌いに分かれる、そのデザインですが、同じトヨタのミニバン「シエンタ」が曲線を枠組みのようにボディーを囲む柔らかさが好評なだけに、プリウスのとんがりには驚かされますね。

さて、全国津々浦々のトヨタディーラーでは、プリウスの納車をめぐって大騒動となっています。

ですが、次第に生産ラインも順調に流れ、バックオーダーは少なくなりつつあります。

これからの購入に関して、値引きの情報をお送りしましょう。

スポンサーリンク

まずは、競合他車を定めるまえに、購入の条件を考えよう

toyota-prius-4-lounge-2016-photo-sebastien-rabatel-20[1]
引用:http://www.auto-mag.info/static/4100/17852/272791/toyota-prius-4-lounge-2016-photo-sebastien-rabatel-20.jpg

プリウスの購入者層は40代以降が圧倒的ですが、実は社用車としての購入も多くなっています。

また、タクシー車両としての購入も増えており、従来のクラウンコンフォートからの乗り換えもずいぶんと増えました。

特に道が狭い京都ではプリウスが人気です。

さて、4thプリウスを買う場合、やはりライバル車両を想定するのが大事です。

これには、いくつかの条件が必要です。

まず、燃費の良さを考えるならば、普段使いなのか100kmを超える長距離ドライビング用なのか。

もし、燃費だけを考えるならば、トータルコストで考えるのが賢明です。マツダ アクセラセダンXDが上がります。

諸元比較

●アクセラセダン XD(2WD、6AT)

・ 全長4,580mm × 全幅1,795mm

・ 2.2L ディーゼルエンジン

・ 燃費 19.6km/L

・ 価格 309.9万円

●プリウス Aプレミアム(2WD)

・ 全長4,540mm × 全幅1,760mm

・ 1.8L ガソリンエンジン + モーター

・ 燃費 37.2km/L

・ 価格 310.7万円

アクセラにはハイブリッド仕様がありますが、敢えて軽油を燃料とするディーゼルにした理由は、燃費の良さと静かさを考えると、アクセラのランニングコストは非常に安い、と言えるからです。

プリウスの場合、燃費は良いのですが、その分自動車保険料が高い、ということもネックです。

スポンサーリンク

プリウスを選ぶ際は、そのネガティブなところを探し出しておく

Kuhl-Prius-2[1]

引用:http://4.bp.blogspot.com/-fKWVccSPSow/Vplx_ZVs42I/AAAAAAAAT4E/01j-bBI2o-E/s1600/Kuhl-Prius-2.jpg

新型プリウスを購入する際、必ずすることは「ほかにも欲しい車がある」ということを匂わせることです。

ディーラーの営業マンは、似たような車をライバル視して、徹底的に研究します。

細かい車の知識でお客さんを圧倒させてしまうタイプもいれば「お客様には、プリウスがお似合いですね」とさりげなく持ち上げてしまうセールスタイプもあります。

あなたは、プリウスを買う人が「指名買い」している、と考えていませんか?

決してそんなことはありません。

指名買いならば、交渉の持ち駒がないようなもの。

比較をする、ということはプリウスにも「気に入らないところがある」という部分を隠し持つことです。

インパネがどうしても気に入らない、外見はいいけど、乗ってみると見切りが良くない、、、と様々な視点でプリウスを「けなす」用意もしておくのです。

スポンサーリンク

なぜ、アクセラを競合としたのか

2016_Toyota_Prius_Four-Touring_191[1]

引用:http://www.hybridcars.com/wp-content/uploads/2016/01/2016_Toyota_Prius_Four-Touring_191.jpg

セダンタイプの乗用車が欲しいから、プリウスにした、、、こうした人は実際には少数。

プリウスはハッチバックセダンであり、ドライビングシートに座った際、後ろの視界はさほど良くはありません。

ワゴン車とそう変わりはないことと、スタイリングがフロントからリアにかけてせりあがる形状。

こうした車はほかには見当たらないということと、後席への出入りは決して良くない、ということもあります。

少し身をかがめなければ後ろの席には座れない身長の人もいるでしょう。

これに比べ、アクセラセダンは、そのスタイリングに惚れて購入する人が多いのも事実。

スタイリング対決とともに、ディーゼルエンジンが壊れにくいこと、ハイブリッドモーターの蓄電池が劣化しやすいことを考えれば、ロングコストパフォーマンスは、必ずしもプリウスに有利、とは言えないのです。

徹底的に車の特性を営業マンに教えてもらい
メリットとデメリットを知る

api-model-year-image[1]
引用:http://www.iihs.org/frontend/iihs/ratings/images/api-model-year-image.ashx?id=2593&width=730

値引きとは、愛車を迎えるための大事なファクターです。

定価で買うこともよしとするなら別ですが、商売は必ず納得買いでなければ、あとあと不満を引きずってしまいます。

それには、この先進技術満載の車を知っておくことです。

例えば、アメリカのテスラモーターズで発売された「テスラ3」。

本当に手にすることができるのは1年後かもしれないのに、数十万台ものオファーがある、といいます。

ですが、このオートドライブ機能のテスラは、様々な問題を抱えていることも事実です。

それは、ドライバーが車にすべてを任せることで、ドライバーは万が一の事故をテスラのせいにし、テスラ側はドライバーのミスとして譲らない実態が急激に増加しているのです。

リチウムイオン電池はどういうものか、ディーラーはそれを理解しているのでしょうか?

故障が起こるとしたらどういう場合でしょうか?

完璧に理解しなくても、ある程度の知識がなければ、車の中で閉じ込められる可能性もあるのです!

新型プリウスの値引きは「メンテナンスコスト」で対応させよう

foto-prius-4-modellista_02[1]

引用:http://carsnb.com/wp-content/uploads/2016/02/foto-prius-4-modellista_02.jpg

燃料電池車、プラグインハイブリッド、電気自動車、、、最新の技術は一体だれが面倒を見てくれるのでしょうか?

ディーセルエンジンがなぜ世界で売れ続けるのか、それはメンテナンスが簡単だからです。

それを考えると、複雑になっているプリウスの構造、それはブラックボックス化になりつつあります。

プリウスを賢く買うには、営業マンがどれだけの知識があるのか、サービスはどうかで決まります。

それができないなら、よその店で購入したい!そう告げて交渉するべきでしょう。

まっとうな話しですから、営業マンも真剣になります。

勉強させてください、と言わせれば、絶対に値引きは確実ですよ。

少しでも気になるようなら、別の店で見積もりをもらおう

2016-toyota-prius-4[1]

引用:http://zombdrive.com/images1600_/2016-toyota-prius-4.jpg

見積もりとは、証拠品。すべての情報が出ているものです。

車両価格を下げる理由は、売れていないから下げざるを得ないか、売れていない店だからということがよくあります。

店と客の相性というものもあります。プリウスは、口コミで売れていく車です。

だから、あなたがうまく交渉すれば、あなたは広告塔になります。

広告宣伝費用くらいは、値引きしてもらってもいいのではないでしょうか!!