トヨタの新型プリウスを残価設定で買う時の値引きはいくらになるでしょうか。

通常のローンとは違う新型プリウスの買い方の値引きを見てみましょう。

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引用:http://images.cdn.autocar.co.uk/sites/autocar.co.uk/files/styles/gallery_slide/public/images/car-reviews/first-drives/legacy/prius-a-426.jpg?itok=KgLn9iO9

あなたは、マイカーを購入する際、現金払いですか?それとも自動車ローンを利用しますか?

中にはリース契約を結ぶ方が結構な数、存在します。

リースとなると「わ」や「れ」そんなことは知っている?

そうですね、実際には自動車リース契約が結構あり、2014年10月の調査では日本で14万台がリース契約中。

車検証には「所有者」がリース会社名、「使用者」があなたの名前、ということになるだけで、全くの新車を自由に使えることになるわけです。

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リースは5年から8年が基本

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引用:http://motorcars.jp/wp-content/uploads/2016/03/toyota-exhibited-the-new-prius-phv-us-brand-name-prius-prime-to-ny-auto-show20160323-22.jpg

自動車リースといえば、どの自動車メーカーでも行っているのでは?と思っていませんか。

300万円の車を買うと毎月4万円ほど何年間か支払って、最後に所有権解除をすると自分のものになる、、、総額は金利分が付くけれど、0.1%の金利の時もあって、結構お得だった、、、これはリースではありません!

リースは基本的に「車を借りる」というもの。

自動車リース契約は5年から8年が通常で、その間に自動車の車両代金、自動車税、重量税、自賠責保険、自動車保険、オイル交換など、もろもろがすべて含まれていているものです。

ちなみに、オリックス自動車のカーリースでは、スズキ・アルト、マツダ・デミオなどがリース対象車。

月々1.5万円から2万円といった費用で、諸経費込みだと、家計でもあらかじめその分を控除しておけばよく、ガソリン代だけを使用する分払うという、合理的な考え方で人気です。

ですが、プリウスはラインナップにはありません。

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トヨタの残価設定型プランとは?

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引用:http://66.media.tumblr.com/d00adab9762f27f99bc93476986b393e/tumblr_nzb6q5hAS21srt3hho1_1280.jpg

ところで、トヨタ車を購入する際、リースでもなく、通常のローンでもない買い方があります。

それが、ディーラーで提示される「残価設定プラン」です。

これは、通常の5年ローン、8年ローンよりも月額の支払額を抑えることができるもの。

例えば、新型プリウスを3年ローンで購入するとします。

●借り入れ総額300万円

●年利3.5%

●ボーナス時 161,766円

●毎月の支払  73,255円

この場合、3年で所有者がローン会社から自分名義に変更します。

ただ、これはリース契約ではありませんから、3年間の自動車税、整備点検のオイル交換などは必要になります。

さて、3年後あなたはこの車をそのまま乗り続けるのか、それともこの新型プリウスを下取りにして、新たにPHVプリウスに買い替えるかもしれませんね。

その際、下取り車の価格は3年後にならないと分からないわけです。

ですが、残価設定型の場合は、3年後の車両価格を先に決めてしまおう!というものなのです。

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残価設定型プランは、従来の買い方よりも得?

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引用:http://images.hgmsites.net/hug/2016-toyota-prius–first-drive-laguna-niguel-ca-nov-2015_100533975_h.jpg

残価設定プランの場合は、仮に3年後の中古車価格を150万円と設定すれば、単純に今の支払いの半分で済むわけです。

●借り入れ総額300万円 → 150万円

●年利3.5%

●ボーナス時 161,766円 → 117,813円

●毎月の支払  73,255円 → 29,302円

この場合、3年後は150万円の下取り、として新しい車を買うことができますし、3年後返却することも可能です。

また、3年後に残価を一括で支払う、あるいは再びローンを組むこともできます。

ただ、注意点は金利です。

ちなみに、銀行の自動車ローン金利は2016年6月現在で3.5%から4%ですが、トヨタディーラーの多くは8%になっています。

残価設定型で値引きは可能か??

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引用:http://motorcars.jp/wp-content/uploads/2016/03/toyota-exhibited-the-new-prius-phv-us-brand-name-prius-prime-to-ny-auto-show20160323-6-672×372.jpg

残価設定型購入プランは、リースではないことがお分かりになったでしょうか?

もし、リースであるならば諸経費の心配なく、月々駐車場代と自動車代金だけを払うようなものです。

ですが、ローンの場合はあくまでも車両本体の価格を分割して、あるいはボーナス払いで払うというものです。

残価設定払いで、車両本体の値引きが可能かどうかですが、これはディーラーによって可能です。

もともと、車両本体の価格が310万円で、10万円値引きさせた場合、その価格をもとに、3年後の中古車価格を決めるだけだからです。

残価が160万のところが150万になるかもしれない。

そういった話であって、経過年数での価値が最初の値引き分下がる、ということになります。

値引きに王道なし、だからこそ見積書を良く見よう

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引用:http://vdata.nikkei.com/prj2/t-prius-g4/img/priusG4photo_sp.png

ところで、ワンナップシステムで知られるONIXなど、半額で乗れる新型車、も人気です。

この仕組みで面白いのは、ディーラーも取り入れてはいますが、キモは「車両工場」にあります。

もし、3年後に残価以下の状態まで走行し、車体に小傷が増えてしまった場合、専用車両工場で直すことできれいな中古車として販売することができるわけです。

ディーラーの多くは、自社で直すのではなく、外注に出すこと多いのが実態です。

例えば、再塗装はさび止め、下塗り、上塗りときちんと行える工場は意外に少数です。

とりわけ、オーダーで選んだ特別色を再現するには、それなりの技術が必要です。

トヨタのディーラーにはそこまでの補修はないため、ローンの年利は業者や銀行よりも高めなのが実態です。

ディーラーにとって不利な条件は「旨味のない商談」

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引用:http://images.hgmsites.net/hug/2016-toyota-prius-catskill-mountains-ny-dec-2015_100539550_h.jpg

よく「これだけ値引きされたら、サービスで手を抜かれるのでは?」と心配される方がいるようです。

ですが、営業マンとすれば、一時の値引きだけで商いをしているのではありません。

このお客さんと長く付き合いたい、この方は紹介をしてくれる、、、という営業マンにならなければ、一流とはいえないのです。

値引き交渉で、お客さんにも納得させ、自分にも十分な利益のある商談でなければ、ディーラーはいい顔をしません。

それには、第一印象も大事。

プリウスを買いに行くということは、最新テクノロジーの車を購入する、ということ。

ぜひ、清潔な恰好で、値引き交渉を成功させましょう。