トヨタの新型プリウスの値引き交渉術には、どのようなものがあるでしょうか。
先代から一回り成長したハイブリットカーには、どのような値引き交渉が有効なのか、見ていきましょう。
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ハイブリッドカーのパイオニアとして誕生したプリウス。2代目3代目と歴史を重ね、アップデートして機能を革新し、ハイブリッドカーの魁として他の車を牽引してきました。
進化を重ねた4代目は、新設計のボディ骨格、Toyota New Global Architectureの搭載により、以前を上回る燃費、快適な走り、車内の静粛性など、様々な面で性能がアップしています。
新しく搭載されたプリクラッシュブレーキは障害物や歩行者を検知し、安全性能もアップさせています。
そんな最先端を行くクルマ、4代目プリウスですので、購入を考えている方は多いはず。
今回は実際の値段、そして気になる値引き交渉についてまとめました。
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新型プリウスの本体価格
Aプレミアム ツーリングセレクション
319.9万円
Aプレミアム
301.7万円
Aツーリングセレクション
292.6万円
A
277.7万円
Sツーリングセレクション
262.8万円
S
247.9万円
E
242.9万円
引用:http://www.cartop.co.jp/makeThumb.php?file=./img/carpic/3791/05.jpg&fix=640×420
新型プリウスの値段は上記のようになります。
一番高いAプレミアムのメーカー希望小売価格が3,199,755円です。
一番安いグレードEでさえ2,429,018円なので、先代プリウスの価格帯223~343万円から20万円ほど値上がりしたことになります。
この値上げの一番の理由は、リード文でも述べた低燃費でしょう。
もはやハイブリッドカーとして右に出るものはいないところまでいったトヨタのプリウス。
ファミリー層向けの車種としては値段設定が高めです。
しかしガソリン代がかからないと言った点では、先行投資として払ってしまうのも良いのかもしれません。
長い目で見て考えると、むしろお買い得ともいえるでしょう。しかし、できることなら安く抑えたいのが事実です。
引用:http://toyota.jp/pages/contents/prius/004_p_001/image/top/tnga-pic.png
値引き交渉の時期と、知っておいた方が良いこと
では、実際に値引き交渉をトヨタのディーラーさんと行っていきます。
今回は時系列で値引きの順番を追い記述していきたいと思います。
その前に、初めに覚えておきたい、値引き交渉に有利な時期というものがあります。
値引きが有利なランキング形式で見ていきましょう。
1位 3月 (厳密にいえば1~2月)
これは決算期と関わりがあります。
決算期にはメーカーがディーラーに対して奨励金を与え、販売台数を伸ばそうとするのでその関係です。
この効果を狙うなら、1月末~2月の中頃までに交渉に入り、2月末までには購入を決めるのがポイントです。
3月に購入してしまうと4月の売り上げとしてカウントされてしまうため、効果が出ないので気をつけましょう。
2位 9月 (厳密にいえば7~8月)
これは中間決算期です。
3月と大体同様の理由ですが、中間というだけあって値引き額が期待できない可能性もあります。
この時期に交渉する場合は7月下旬頃から下見や試乗をはじめ、9月初めには最終契約をしたいところです。
3位 6~7月 これは夏のボーナス時期が理由です。このタイミングでディーラーも値段を少し緩めます。
4位 11~12月 冬のボーナス時期です。
決算期には、ディーラーも自分のボーナスを狙います。キャンペーンを展開したり呼び込みを強化したりしてお客さんを一人でも多く呼び込もうとします。
この時期は普段を大幅に超えた特別な値引き交渉も夢じゃありませんので、値引きを有利に進められます。
さて、いざ値引きへ...とその前にもう一つやっておいた方が良いことがあります。
それは、自分の今乗っている車の買い取り相場と、新型プリウスの値引き相場を知っておくことです。
この二つの情報を知っているか知らないかで、値引きを有利に進められるかを大きく左右します。
商談の際、ディーラーは金額の余裕を持って値引き交渉を進めます。
この金額の余裕はなんと、下取り車の金額から来ています。
こちらが自分の車の下取り相場を知らないと、普通に相場を下回ってしまうことが起こりえるのです。
しかしこの二つの知識が買い手にあるだけで、値段の余裕を作れず、上回る金額を提示してくれるかと思います。この知識をしっかりつけて、トヨタに行きましょう。
引用:http://fanblogs.jp/namax/file/15-09-08-lexus-rx-standard-led-lamps.jpg
値引き交渉の順番
①初回交渉
まず様子を見ます。値引きお願いします。と一言程度添え、相手の出方を待ちましょう。
その際に大切なのが、予算を聞かれても具体的な数字は挙げないことです。挙げるとその金額より上回るチャンスを逃してしまうかもしれません。
また、他の車種と迷っていることも伝えておきます。
②二回目交渉
本格的に値引きを開始します。
できれば複数の店舗をまわって交渉することをオススメします。
可能な限りの値引きをディーラーに見積もってもらい、その見積もりを持って他店舗とも値引きを進めます。
好条件が出るほどその条件をもう一方にぶつけ、これ以上いけないところまで値引きを加速させていきます。条件のぶつけあいです。
その際は値引き額と下取り額はきちんと分けて交渉し、純粋な値引き額があいまいにならないようにしましょう。
③最後の交渉 ある程度値引きが進んだら最後の勝負に詰めかけます。
この交渉回数は何回でも良いですが、できるだけのんびり交渉すると上手くいきます。
契約直前が一番値引きが加速するので、ここが一番のポイント!まだ迷っていることをやんわり伝えながら最後の交渉に持ち込みましょう。
その際に、最後のサービスお願いしますともうひと押ししておきましょう。
ここで値引き金額に余裕のないディーラーはなんとか買ってほしい思いから頑張ってくれることと思います。
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まとめ
以上がおおまかな値引きの順番になります。
この順番を間違えたり、知っておくべき情報を調べないまま店舗に向かってしまうと、せっかく下がる金額が下がらなくなってしまいます。
できる限りの情報は入れてから向かうようにしましょう。大切なのはこちらの少しの知識と、値引きをしてほしいという気合です。
引用:http://toyota.jp/pages/contents/prius/004_p_001/image/top/design-pic-sp.jpg