ホンダの新型ヴェゼルハイブリッドの値引き引き出す交渉術とは、どのようなものでしょうか。
実際の商談時のテクニックなどをご紹介します。
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ホンダ・ヴェゼルハイブリッドは、その走りの良さと低燃費、加えてこの度のマイナーチェンジで全グレードに設定されたホンダの先進安全運転支援装備「Honda SENSING」(ベースグレード「HYBRID」はメーカーオプション)を標準装備されたことで、さらに多くの支持を得ています。
そんな新型ヴェゼルハイブリッドの商談の時の交渉テクニックについてご紹介します。
購入を検討する際の参考にしてください。
引用:http://www.honda.co.jp/VEZEL/
新型ホンダ・ヴェゼルハイブリッドとは
2015年度SUV新車登録販売台数で1位を獲得したホンダ・ヴェゼルは2013年登場しました。
SUVの力強さとクーペのあでやかさ、ミニバンの使いやすさ、さらに高い燃費性能など、ジャンルの枠を超えた価値を高い次元で融合させた全く新しいクルマとして幅広い層の支持を得ています。
2016年2月には、新タイプ「RS」の追加や先進の安全運転支援システム「ホンダセンシング」標準装備グレードが設定され、商品の魅力がさらに向上しました。
3代目フィットをベースとして、フィットと同じく「センタータンクレイアウト」が採用されていますが、内外装のデザインは全く異なっており、ボディサイズも二回りほど大きくなっています。
ハイブリッド車とガソリン車が用意され、ハイブリッド車には現行フィットハイブリッドよりもパワーを重視した1.5L直噴エンジンに7速DCTを組み合わせた「スポーツハイブリッドi―DCD」が採用され、モーターと合わせたシステム出力が152psに向上しています。
また、ホンダのハイブリッド車では初めての4WD車も設定されています。
ハイブリッド車のは次の4グレードが用意されています。
ベーシックタイプのHYBRID(「Honda SENSING」はメーカーオプション)
本革巻ステアリングホイールなど快適装備が充実した「HYBRID X Honda SENSING」
上級タイプの「HYBRID Z Honda SENSING」
スポーティな「HYBRID RS Honda SENSING」
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ハイブリッド車のタイプと価格設定と燃費性能をあわせてご紹介します。
タイプ別価格一覧
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それでは早速新型ヴェゼルの値引き交渉のテクニックをご紹介しましょう。
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新型ヴェゼルハイブリッド値引き交渉術
新型ヴェゼルは発売直後では値引きが渋く、5万円値引きができればいい方とされていました。
しかし、発売後2年以上が経過したうえ、コンパクトSUVはマツダ・CX-3クリーンディーゼルやスバル・XVハイブリッドなどライバル車が多く、値引き幅が大きくなると予想されます。
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■値引き交渉の基礎知識
・事前に値引き目標を考えておく
はじめに、「車両本体の値引き」と「付属品の値引き」は全く別物ということをしっかり頭に入れておいてください。
まず初めに値引き目標額を自分なりに設定しましょう。
たとえば、
値引き目標額
25万円
車両本体からの値引き額
14~18万円
オプションからの値引き額
5~7万円
とします。
ヴェゼルの場合、「車両本体値引き」は最大15万円程度、そして付属品・オプションは30%程度が値引き目標額になります。
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・ホンダ同士の競合が効果あり
ホンダは以前「クリオ店」、「プリモ店」、「ベルノ店」という系列に分かれていましたが、いまは「ホンダカーズ」に統一されており、今でも経営資本の違う販売店が多く残っています。
ディーラーの資本が違うということは、それぞれノルマも違うということなので、競合させることは可能です。
その経営資本の違うディーラーの見分け方は、「ホンダカーズ○○」の「○○」の部分が一字でも違えば、基本的には別資本と考えてもいいでしょう。
・ライバル競合
値引き交渉の中でライバル同士の競合が効果的と言われています。
一応、ライバルとしては、日産・ジューク、スバル・XV、マツダCX-3と言われますが、ヴェゼルの値引き自体が渋いので、ライバルをぶつけても「とても値引きではかなわない」と引かれてしまうケースあるかもしれませんので注意が必要です。
・値引きは上級職が決済する
「新車の値引きは強い権限の決済が必要」と言われています。
営業マンに与えられた値引き権限はかなり弱く、店長クラス以上の決済をいかに引き出すかがカギになることがあります。
・オプション値引きも狙いましょう
オプション値引きは本体の値引きとは全く別のものと考えましょう。
オプション値引きに効果があるのは、ヴェゼルの値引き交渉があらかた終了し、いざ契約というタイミングです。
営業マンとしてはここまで来て白紙に戻したくないと考えるので、値引きを引き出しやすくなるのです。
・諸費用カットも大事
車の購入費用には、車両本体価格やオプション価格以外に「諸費用」というものがあります。「諸費用」は10万円を超えるケースもあり、削れるところは出来るだけ削るようにしましょう。
税金などはカットできないので、「納車費用」や「車庫証明費用」がその対象費用となります。
「納車費用」は自分でディーラーまで取りに行くなどでカットできますし、「車庫証明費用」も自分で手続きすればカットすることが可能です。
また、「ガソリン満タン納車」というのもありますので、最後にお願いしてみましょう。
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■下取り車がある時は
値引き交渉に入る前に、まず下準備が必要です。
ヴェゼルを購入する際、今まで乗っていた車は売却することになります。
基本的にはほとんどの人がディーラーにそのまま下取りに出すという選択をしています。
そういう方の場合、自分の車の買い取り額はほとんど調べていないと思います。
しかし、ディーラーは中古車を買い取るのが仕事ではないので、独自の販売ルートというのは持っていないのが普通です。
販売ルートが少なければそれだけ買い取り額も安くなるということになります。
また、ディーラーのセールステクニックとして、下取り価格を使ってくることが多いのです。
ディーラーの下取りでは、買い取り相場以下の価格にしかなりませんので、まずは愛車の買取最高額は調べておくことが必要になります。
愛車の買取最高額を調べる方法には、いくつかの買取店で競争する「一括査定方式」を利用するのがいいでしょう。
一括査定方式は、専用の車査定サイトを使うことで利用できます。
買い取り店への売却の場合は、ディーラーには交渉の間は「下取りに出すつもりです」と伝えながら、交渉が成立したら「ほかに売ることにします」などと変更しましょう。
契約の前であれば、下取りの有無を変更するのは自由です。
■ヴェゼル値引き交渉
いよいよ交渉スタートとなりますが、1回目の交渉で大幅に値引きすることはありませんので、何回か通って交渉することになります。
しかし、何度も通っても「いつになったら買うんだ」と営業マンが引いてしまうこともありますから、3回くらいの交渉で決めるのが理想的です。
・初回は顔合わせ程度で
初回の交渉で大幅な値引きが出ることはまずありませんので、営業マンとの顔合わせ程度にしておいて、見積もり依頼をしておきます。
ただし、本気度を見せるため必ず試乗しましょう。
試乗が重なる場合がありますので、電話で予約しておくのがいいでしょう。
試乗したらグレードだけ決めておいて見積もりを取りましょう。
その後、別資本のディーラーを訪ねて、値引き額を比べましょう。大きな値引きが出るようなら、本命ディーラーを移すのも一つの方法です。
・2回目の交渉
1週間後くらいに2回目の期日を設定して、本格的な値引き交渉を始めましょう。
ただし、その場では決めないで、オプションを追加した再見積もりを取ってください。
・3回目の交渉
期日は2回目交渉の翌日が理想的です。
3回目となれば、営業マンは「契約できる」と考えていますので、さらに値引きできるか聞いてみることが大事です。
上級職の決済を引き出すことができるかもしれません。
諸費用のカットも忘れないようにしましょう。
車庫証明代行費用、納車費用などカットできれば、それなりのコストダウンになります。
オプションの値引きも忘れないようにしてください。
最後に、下取りをやめることを宣言して完了となります。
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まとめ
新型ヴェゼルの値引き交渉では、新車の値引き額とともに下取り車の買取価格を最大にすることが限界値引きを引き出すカギとなります。
そのためには、必ず事前に愛車も買い取り価格を把握しておくことが大事なことになります。
「一括査定」を利用して、事前に調べておきましょう。
新型ヴェゼルは、今回のマイナーチェンジによってより安心なクルマとなっています。
これからも幅広い層からの支持が得られることが予想されます。
憧れのマイカーとするためにも、綿密な事前準備と粘り強い値引き交渉を実践してください。
それでも最後は「より良い信頼関係」を築くことが最も大事なことになります。
購入後のアフターフォローがしっかりできるような関係を築いてください。
参考サイト
http://www.honda.co.jp/VEZEL/
http://xn--w8j0j9b0jpb8963a0gckt9boe2a.com/